秋になってもサポート詐欺は被害を拡大させています。
警察庁は「闇バイト」の方に重点を置いているのか、サイバー犯罪要員のお巡りさんも、こちらの被害は基本放置、被害受付の事務作業以外では動いてくれないようです。

当店では、このブログには掲載しない被害相談や修復作業も多く依頼されています。
個人のプライバシーに関わるお話でもあるので慎重に取り扱わせていただいています。
今回は、あまり見られていない新たな詐欺画面が出たので、お客様にご了解いただいて写真を掲載させていただきました。
お巡りさんのイラストで、説得力をアップさせるつもりなのでしょうが、電話をかけさせる手口は同じです。どうせ電話するなら、まずは当店などのパソコン相談を行う修理店などに電話をするべきです。
簡単な電話相談だけならお金は要りませんので、まずは電話をかける相手を選んでください。
警告画面の消し方

大音量で鳴ってしまって慌てる方も多いのですが、ここで一度深呼吸して、キーボードの [Ctrl] ボタンを押しながら [F4] ボタンを押しましょう。
これで警告画面が消えるはず。
もしも消えなかったら、キーボードの
[Ctrl] ボタン
を押しながら、
[Shift] ボタン
も同時に押して、そして
[Esc] ボタン
も押します。
3つのボタンを押している事になっている事に注意してください。

そうすると「タスクマネージャー」という画面が起動します。
その画面の一覧に、自分が使っているインターネット閲覧ソフト、
「Microsoft edge」または「GoogleChrome」などがあります。
マウスポインターをそれらの名前の上に置き、「右クリック」します。
そうすると、上の写真のように「タスクの終了」という項目があるので、それを「左クリック」。
これでインターネット閲覧ソフトごと、警告画面が消えます。
それでも消えない場合
もし、上の対処法でも消えないようでしたら、パソコンの電源ボタンを十数秒ずっと長く押し続けて、パソコンを強制終了させます。
その後、当店に電話して、パソコンをご持参ください。
簡単なチェックなら3千円以内です。
今回のお客様の場合、サポート詐欺に電話をしてしまっており、念のため簡単な改変チェックを行いました。
本格的なチェックの場合、結構手間がかかるので費用も高くなりますが、お客様の自己申告を信じる限り、簡易チェック3千円で済んでいます。
電話してしまった場合でも、相手の言うなりにならないように疑いましょう。疑った事で被害は極小で済んだ方が沢山いらっしゃいます。