平塚のNPO法人、トムトムの皆さんが不要PC回収に来てくれました。
少しづつ地元オダサガでも浸透してきましたが、不要・不動のパソコンを当店では無償でお引き受けしています。
引き受けたパソコンはトムトムさんのスタッフ、ハンディのある青少年の皆さんが定期的に回収しに来て、平塚で分解して基板から希少金属を取り外します。
希少金属は「都市鉱山」として売却されリサイクルされます。
ハンディのある存在として扶養・保護される立場を享受せず、自分たちでお金を稼ぐこと。
社会に参加していること。
皆様の不要なPCが、彼らの社会参加に役立っています。

動かなくなったパソコン、古くて不要になったパソコンが多数寄せられます。

精いっぱいの笑顔。

以前ですが、たくさんの子供たちが回収に来てくれたことがありました。
その中のひとりの子が、ずっと店長の私を見ています。
難しい顔をして、睨みつけられるようにも見えて、ちょっと不思議な感じがしました。
(知らずに何か悪いことでもしたのかな?と自問自答しましたが、わからずじまい)
沢山のパソコンをワゴンに積み終えた後、その子が私に近づいてきました。
そして難しい顔をしながら顔をゆがめて、
「ありがとう」
と言ってくれたのです。
ゆがんだ顔は、それが精いっぱいの笑顔とわかりました。
「こちらこそ、ありがとう、よく頑張ったね」
と言い返すと、さらに笑顔で返してくれました。
こういう嬉しい気持ちは、パソコンを持ち寄ってくれた皆様と分かち合いたいと思います。